住宅ローンの変動金利が上昇。今、家を買っても大丈夫?
ブログをご覧いただきありがとうございます。不動産営業15年目の安原です。
先日、新聞を読んでいて、住宅ローンについて気になる記事がありました。
「住宅ローン変動金利上げ」
という見出しです。

住宅を購入しようと考えている方にとっては、少し気になるニュースですよね。
実際、2026年9月の住宅ローンでは、三菱UFJ銀行や三井住友銀行などで変動金利が引き上げられています。
今回の記事では、三菱UFJ銀行が0.25%、三井住友銀行も0.25%の引き上げとなっています。
「金利が上がるなら、今は家を買わない方がいいのかな?」
そう思われる方もいらっしゃると思います。
私も不動産と住宅営業をしているので、最近はお客様との打ち合わせの中で、金利について聞かれることが以前より増えたと感じています。
ただ、個人的には、「金利が上がったから家を買わない」という単純な話ではないと思っています。
むしろ今まで以上に大切なのは、住宅ローンの組み方と、購入する住宅の予算ではないでしょうか。
「借りられる金額」と「無理なく返せる金額」は違います
住宅ローンの相談をしていると、
「銀行から○○万円まで借りられると言われました」
という話を聞くことがあります。
もちろん、借りられる金額を知ることは大切です。
ただ、ここで一度考えていただきたいのが、
「借りられる金額=自分たちにとって適正な購入金額なのか?」
ということです。
例えば、銀行の審査では問題なく住宅ローンが通ったとしても、実際に生活してみると、
「思ったより毎月の支払いが大きい」
「子どもの教育費が増えてきた」
「車の買い替えが重なった」
ということは十分に考えられます。
住宅ローンは、35年など長い期間で返済していくものです。
だからこそ、今の金利でギリギリ返せる金額ではなく、多少金利が上がったとしても生活を圧迫しない金額で考えておくことが大切だと思います。
では、金利が上がる前に急いで買った方がいいのか?
ここも、よく聞かれる質問です。
正直なところ、私は「金利が上がるから急いで買いましょう」とは考えていません。
住宅購入は、スーパーで買い物をするようなものではありません。
土地を決めて、建物を決めて、住宅ローンを組んで、そこから何十年も生活していくことになります。
焦って予算を上げてしまうよりも、
「この金額なら将来も無理なく返済できる」
というラインをしっかり決めてから探した方がいいと思います。
一方で、金利だけを気にして何年も購入を先送りするのも、必ずしも正解とは限りません。
住宅価格や土地価格、建築費なども変動します。
つまり、
「金利が上がったから待つ」
「金利が上がる前に急いで買う」
のどちらかではなく、現在の住宅価格と金利を合わせて、自分たちの予算に無理がないかを見ることが重要です。
これから家を買う方に、私が一番おすすめしたいこと
住宅ローンの相談をするときは、ぜひ、
「今いくら借りられるか」だけではなく、「金利が上がったらどうなるか」
まで確認してみてください。
例えば、現在の返済額だけを見るのではなく、
「金利が0.5%上がったら?」
「1%上がったら?」
その場合でも生活に無理がないのか。
ここまで確認しておくと、住宅ローンに対する見方が少し変わってくると思います。
家を購入すると、住宅ローン以外にも固定資産税や保険、メンテナンスなどのお金がかかります。
さらに、お子様がいらっしゃるご家庭なら、これから教育費が増えていく可能性もあります。
住宅だけを見て予算を決めるのではなく、家を買った後の生活まで含めて考えることが大切です。
「今買うべき?」と悩んでいる方へ
今回の金利上昇のニュースを見て、不安になった方もいらっしゃると思います。
ただ、私はこういうときこそ、数字だけを見て判断しないことをおすすめします。
大切なのは、
「金利が何%なのか」ではなく、
「その金利で、自分たちは無理なく生活できるのか」
ということです。
住宅ローンは長い付き合いになります。
だからこそ、少し厳しめの条件で資金計画をしておくくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
これから住宅購入を考えている方は、
「今の年収なら、どのくらいの住宅価格が現実的なのか?」
「変動金利で大丈夫なのか?」
「金利が上がった場合、返済額はどうなるのか?」
など、一度整理してみてはいかがでしょうか。
nattoku不動産では、物件をご紹介するだけではなく、住宅ローンを含めた資金計画から一緒に考えることを大切にしています。
「まだ買うと決めたわけではないけど、一度相談してみたい」
という段階でも大丈夫です。
家探しは、物件を見ることから始める方が多いですが、私はまず「無理なく購入できる予算を知ること」から始めてもいいと思っています。
金利が動いている今だからこそ、焦らず、将来の生活まで考えた家探しをしていきましょう。
